旅行中にテンションが下がって「あー、今すぐ家に帰りたい…」と、思ったことはありませんか?
旅行が苦手な人だけではなく、旅慣れている人でも、同じ気持ちになりときがあります。
予定通りにならないことや、思わぬトラブルに巻き込まれることで、テンションが下がることは、誰でも経験のあることではないでしょうか。
同じく、テンションが下がって、旅行がつまらなくなるものに「疲れ」があります。
疲れてくると口数も少なくなり、何を聞いても生返事しかないようになることも。
何人かで旅行にいっている場合は、みんながイライラしてしまいます。
そこで、この記事では年間休日の1/3ほどは旅に出かける箱根ヶ崎が、疲れにくい旅行の方法を解説します。
ぜひ、最後まで読んで次の旅行に役立ててください。
著者 | 箱根ヶ崎 |
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HP | 有給日和 | 有給を使った理想的な旅 |
@pn3pn3 |
旅行の疲れの原因とは?
普段生活している場所を離れ、見知らぬ場所へ行く旅行は楽しい反面、疲れやすくもあります。
知らない場所での行動は、とにかく疲れるもの。
旅行で疲れてしまう原因は、どのようなものがあるのでしょうか?
歩き疲れる
旅行中は、とにかく歩く距離が多くなります。
普段から歩いている人はもちろん、車で移動することが多い人でも、歩くことが増えます。
さらに、東京や京都などの場合は、車よりも公共交通機関と徒歩での移動が多くなるもの。
スマホの歩数計アプリを見ると、知らない間に1万歩以上歩いていることも、珍しくありません。
また、距離は短くても徒歩→電車→徒歩という移動を繰り返すと、徐々に足が疲れてきます。
特に地下鉄を使う場合は、階段の上り降りが加わるため、より一層疲れやすくなってしまいます。
もっとも避けたい疲れ方は、道を間違えてしまうことではないでしょうか。
地下鉄の出口を間違えたり、右に曲がるところを左に曲がってしまったりする可能性があります。
スマホやアプリのナビゲーションを使えば、間違えることは少なくなるかもしれません。
それでも、間違えるときは間違えてしまうものです……。
荷物を持つのが疲れる
旅行中は普段の生活にくらべ、荷物が多くなるもの。
飛行機や新幹線で旅行する場合は、キャリーケースやバッグを手に持って移動する必要があります。
また、リュックサックなどを使っている場合でも、着替えなどの荷物が入っているはずです。
ずっしりと重い荷物を持っての移動は、それだけで疲れ果ててしまいます。
さらに、人気の観光地やターミナル駅は混雑しているので、荷物が人にぶつからないように注意しなければいけません。
そのため、荷物を持っての移動は体力的な疲労に加え、精神的にも疲れてしまいます。
誰かとずっと一緒にいるのが疲れる
旅行中は家族や友人、恋人とも、一緒に過ごす時間が多くなります。
それによって、意外な一面を発見できるのが、旅行の楽しみでもあります。
ただし、旅行だからといって24時間、ずっと誰かと一緒にいるのは疲れてしまうのではないでしょうか?
私たちは、誰もが自分なりのペースを持っています。
休憩や食事など、自分のペースで行うことでストレスのない生活をしています。
一方で誰かとの旅行中は、100%自分のペースを守るわけにはいきません。
お互いのペースを譲り合うからこそ、楽しい旅行が実現するからです。
しかし、朝から夜までずっと誰かのペースに合わせているのは、大きなストレスになることも。
人の性格によっては、必要以上に相手の気持ちを考えてしまったり、言いたいことも言い出せずに、終わってしまったりすることも。
それでは、できるだけ疲れないように旅行を楽しむには、どんな方法があるのでしょうか?
旅行中に疲れないための対策
私が旅行の計画を立てる際に、気を付けていることが3つあります。
どれも疲れづらい旅行のためには、重要なポイントです。
タクシーを使う
東京や京都など、観光地が密集している場所に有効な対策が、タクシーの利用です。
徒歩と公共交通を使った観光では、どうしても階段の上り下りや、待ち時間が発生してしまいます。
しかし、タクシーを使えば、どんな場所からでも、目的地を目指せます。
タクシーはお金のかかる移動方法と思われがちですが、電車より安くなることもあります。
なぜなら、タクシーは距離と時間によって料金が変わりますが、電車やバスは1人ごとに料金を支払います。
その結果、3人や4人でタクシーを利用することにより、電車より安くなることがあります。
また、1人や2人での旅行でも、タクシーはおすすめです。
公共交通機関のダイヤに縛られない上に、目的地に着いたら駐車場を探す必要もありません。
さらに、現地の道にも詳しいので、迷う心配もありません。
数十キロの移動をタクシーで行うと、高額な料金となってしまいますが、短距離での利用なら1000円から2000円ほど。
タクシーを使った移動なら、心置きなくお酒を楽しめるのも、好きな人にとっては大きなメリットです。
宿やコインロッカーを使う
キャリーケースやボストンバッグなど、大きな荷物はできるだけ持ち歩かないようにしましょう。
そのためには、宿に預けたりコインロッカーを使ったりするのが便利です。
特に私のおすすめは、宿に荷物を預けてしまうことです。
なぜなら、宿泊者の荷物は確実に預かってくれる上に、料金もかからないからです。
また、コインロッカーと違って、荷物を取り出すことを忘れる心配もありません。
さらに、宿に荷物を預ける上で、お得なことが2つあります。
1つめは、チェックイン前でも宿泊者の荷物は預かってくれる、ということ。
たとえば午前中に宿に到着したとしても、宿泊予定者であることがわかれば、荷物を預かってくれます。
そのため、ルートに無理がなければ、早めに宿に立ち寄って荷物を預けてしまえば、身軽に動けます。
2つ目は、宿泊した翌日も、荷物を預かってもらえる場合があること。
宿によっては、チェックアウト後も荷物を預かってくれるところがあります。
有名な観光地の駅前にあるコインロッカーは、朝から満杯になってしまうことも。
しかし、自分が泊まっているホテルであれば、その心配はありません。
以前、観光地で荷物をコインロッカーに預けるためだけに、私は2時間ほどさまよったことがあります。
旅行中の体力や時間は、できるだけ無駄にしたくありません。
そのためには、スムーズな荷物の扱いがポイントです。
部屋を分ける
ある程度の年齢になれば、家族や友人とも生活のペースが変わってきます。
旅行とはいえ、24時間一緒に行動すれば、疲れてしまいます。
そこで、おすすめなのが部屋を分けることです。
例えば3人で旅行にいく場合でも、トリプルベッドの部屋を予約するのではなく、シングルの部屋を3つ予約します。
そうすれば、休憩したいタイミングで部屋に戻れば、1人で時間を使うことができます。
温泉旅館などに行く場合は難しいですが、ホテルタイプの宿であれば、部屋を分けることは可能です。
みんなで過ごす時間も1人で過ごす時間も楽しみたい、という場合は部屋を分けて予約しておくことがおすすめです。
少しお金をかければ、旅行中の疲れは減らせる
旅行に出かければ、お金を使います。
出費もかさみ易いので、できるだけ余分なお金は使いたくありません。
しかし、少しの出費を抑えるために、旅行自体に疲れてしまっては意味がありません。
部屋を分けたりタクシーを利用したりすれば、今までの旅行に比べると、出費は増えてしまうかもしれません。
一方で、旅行中に疲れることは減ってきます。
宿泊費や移動費といった旅行の費用に、少しだけお金を追加すれば、ストレスを大きく減らせます。
ぜひ、次の旅行は旅費に余裕を持たせた状態で、出発してみてください。
まとめ
旅行中は普段の生活とは環境が違うので、とても疲れやすくなっています。
また、誰かと一緒に旅行に出かけても、疲れからくるイライラでケンカになってしまうことも。
旅行は、全てが一期一会で、同じ旅は二度とできません。
楽しみにしていた旅行が疲れで台無しにならいように、しっかりと対策をして、疲れない旅行を楽しんでください。