我が家には1匹の犬様と5匹の猫様がいるのですが、納戸と玄関以外は自由に行き来できるようにしています。
ですが、ドアを開けっぱなしだと冬は寒いし夏はエアコンの冷気ダダ漏れ……。
寝室なんか特に落ち着かないことこの上ないので、ドアをくりぬいて『キャットドア(ペットドア)』をつけているのですが……。
これが結構くせ者なんですよ!!
今回はそんなキャットドアに関する、使っている方ならわかる『困った』を5分で解決できる方法をお伝えします!!
著者 | 川島 千夜 |
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キャットドアのここが困った!!
①音がうるさい
キャットドアをつけている方ならわかると思いますが、キャットドアってプラスチック製のパタパタドア(?)がつけられていて、それで風とかを遮断してくれるのですが……。
このドア、本当にパタパタしてて、猫が通る度に『パタパタ』『パタパタ』ってうるさいんですよね(汗)
パタパタというか、もはや『バタンバタン』って感じで、寝ているときにこれをやられると目が覚めて「あのドアもぎ取ってやる!」って殺意が芽生えるほど。
とはいえ、ドアがうるさいからといって外してしまうと……。
ちなみに、キャットドアの中には磁石が入っていて、パタパタせずに『カチッ』っといくものもありますが、それでも『バタン……カチ』って音がします(苦笑)
②ドアを外すと冷気が入ってくる&まぶしい
猫が5匹も居ると、次から次へとドアに出入りして、パタパタパタパタうるさすぎて、ドアを外してしまったことがあるんですが、それをするとまず『廊下から冷たい空気が入り』込んできます。
冬寒いです。
寝てると肩がスースーします。
逆に夏はエアコンの涼しい風が出て行ってしまい、部屋が暑くなりがちだし、なにより……廊下に入り込んだ日差しが見えて超まぶしいです。
イメージ的にはこれ。
寝室だと、寝返りを打ったら「うっ……」となるくらいまぶしいので、やっぱりドアは必要。
そんなこんなで試行錯誤をした結果、一番『サクッとできて、洗いやすく衛生的、しかも失敗しても後戻りも効く』方法として「キャットドア用のカーテンを作るのがよい事が判明しました!!
キャットドア用カーテンの作り方
キャットドア用のカーテンって、レールとかどうするんだよ、縫い物苦手だよ……と思われるかもしれませんが、安心してください。
大体5分もあれば作れちゃいます!!
キャットドア用カーテンを作るために必要な物
- お好みの布(キャットドアより5周り大きなサイズ)
- 針金
- 糸と針(もしくは両面テープ)
- 壁用両面テープ(3M)
- 小さな壁用フック(DAISOでも売ってます)
- この写真には撮り損ねましたがラジオペンチもあるとよいです
布は今回たまたま家にあった黒い布を使っていますが、白い猫が居るお家ではナンセンスなチョイス(苦笑)
ご自宅の猫さんの毛色に合わせて、汚れがめだたない色柄の布にしましょう。
キャットドア用カーテンの作り方
①布をキャットドアより1.5周りほど大きいサイズで切り出します。
1.5回り大きいサイズ……というのが難しい場合は、キャットドアの全長に縦は+3cm、横は+6㎝くらい足したサイズで切り出してください。
②布の上になる部分を大体1㎝くらい折って、針金を通すために輪っかにして縫っていきます。
布の種類によっては切り口からバラバラと糸がほつれてきてしまう事もあります。
そうした場合は5mm折ってからさらに5mm折って、切り口を中に入れて縫うようにしましょう。
ちなみに、縫い物が苦手な場合はDAISOなどで売っている布用両面テープでくっつけちゃってもOKです。
その場合でも、ちゃんと針金が通るくらいの隙間は作るようにしましょう!!
③②で出来た布の中に針金を通し……。
これでカーテン部分は完成!!
④今度はキャットドアの両サイドに、壁用両面テープで小さなフックを貼っていきます。
このフックを貼り付けた3Mの両面テープ。
よほどもろい壁紙ではない限り、くっつくのに後も残さず、壁紙も剥がさずキレイに取れるので賃貸にもオススメですが、まれに壁紙ごと剥がれる事があるので、自己責任にてお願いします(汗)
⑤フックに先ほどのカーテンの針金部分を引っかけ……。
飛び出している針金をグルグル2回ほどフックに巻き付けて、先端がそのままだと危ないので、針金を通しているの布中へ……。
これで……9.8割完成!!
これでも十分なんですが、布が1枚ペランと下がっている状態だと、猫が通りにくい……おっと、猫『様』が通るときにちょっと引っかかって通りにくいので、真ん中をサクッと下から3分の2くらいまで切っちゃいましょう。
これで、完成です!!
今回は切ってもほつれない布を使っていますが、ほつれそうな布の場合は、先に切って縫うなどの処置は行ってください。
キャットドア用カーテンの使い心地は……
大体5分という超スピードで作ったキャットドア用カーテン。
簡単に作ったのには理由があって、『ペット用の物はすぐに汚れて洗ったり、捨てたりするはめになるから』。
一回一回に時間をかけてるとイライラしたり、汚れたままになったりしてしまうので、飼い主の心のゆとりと猫様たちの衛生の為に『適当に、早く、手軽に』できるこの方法をオススメしています。
そうして出来たキャットドア用カーテンですが……。
どうですか!?
無音かつ遮光性バツグン!
しかも、プラスチック製のキャットドアより軽いので、体の小さな猫でも通りやすく、猫側のストレスもちょっと軽減されるのではと思っています。
人間にも猫にWINWINなキャットドア用カーテン。
本当にあっという間に作れるし、『寒い』『まぶしい』『うるさい』から解放されるアイデアですので、キャットドアをご使用の猫飼いの皆様。
ぜひ、作ってみてください!!